たいやきソウル
感じたことを感じたままに、文学・映画・音楽を中心に書いていきます。
「ラベリント・デ・パシオン」
青い青い空の下、南米かどこかの建物が目に入ってくる。そこにラテン女性歌手の歌声が高らかに響く。−−−10年以上前、大学生の時にTVで見たアオハタ55ジャムのCMである。その映像と美しい曲に惹かれたが、曲名をアオハタに問い合わせるでもなく、いつか分かるかなとそっとしておいていた。
そして数日前、ふとしたきっかけで曲名が分かり、私は喜び勇んでCDを購入した。曲をかけシビれていると、若い私が目の前に現れた。私は私で大変なのよと笑っていた。人生っていいかもしれない、とちょっぴり思った。
そして数日前、ふとしたきっかけで曲名が分かり、私は喜び勇んでCDを購入した。曲をかけシビれていると、若い私が目の前に現れた。私は私で大変なのよと笑っていた。人生っていいかもしれない、とちょっぴり思った。
マイ・オンガクロニクル
あるスパへ湯治に出かけた帰り、数ヶ月あまりCDを買っていないことにふと気づき、タワレコへ立ち寄った。そこでジャズコーナーにかかっていた音楽に痺れ即買いした。77年の復刻アルバム“PRECO DE CADA UM”by CRAVO&CANELAである。ブラジリアングルーブにおいてハズレを聴いたことはないと思うが、これも当たり。きゃきゃ。
今も家のステレオからいい音が鳴っている。我が家のステレオは壊れかけてから数年が経つが、CDの1曲目は絶対にかからない。分かってんのかよ、CDアルバムってのは大抵1曲目がキーなんだよ、と説得したところでかかってはくれない。2曲目がかからなくなったら新しいステレオをと思うが、これは敵もしぶとく、その一線はなかなか越えないのである。
それにしても70年代というのは音楽面、特にジャズ、R&B、ロックでは信じられない時代だ。クラシックも然り。この時代に20歳前後だったらどうなっていたか・・・。
中学一年時にクラシックに遭遇してからというもの、大学に入るまではそれしか聴いていなかった。好きな聴き方:真っ暗にした部屋に一人ぽつんと座り、ヘッドホンでガンガンに聴く。ある日感極まった私はヘッドホンの奥から妙な声が聞こえた。女の声のようで、私を呼ぶような、助けを求めるような感じだった。聞き間違いではない、私は確信した。母は妙な聴き方をするからだと私を叱った。この他にもあちら側との接触事件はあり、私は一時期霊感の強い娘として扱われた。今思えばシャーマニックな聴き方であり、接触してしまったのもそう不思議ではない。
大学からは友人たちの影響でクラシック以外も聴き出すが、基本はやはりクラシックだった。高校の時よりはワーグナーの話ができる人が周りに多くなったが、クラシックを理念的に聴いている人がいると知ったのは新鮮だった。クラシックには、モーツァルトのように音楽としてそのまま楽しめるものと、マーラーやブルックナーのように否応なく思考の世界へ連れて行かれる音楽があると思う。後者は危ない。戻ってくるのがたまに困難となり、生活にも支障をきたす。行きつ戻りつしているうちに大学を卒業、働き始めて現在に至る。また行きつ戻りつ時代が到来したかもしれない。怖しさと悦び、と。
今も家のステレオからいい音が鳴っている。我が家のステレオは壊れかけてから数年が経つが、CDの1曲目は絶対にかからない。分かってんのかよ、CDアルバムってのは大抵1曲目がキーなんだよ、と説得したところでかかってはくれない。2曲目がかからなくなったら新しいステレオをと思うが、これは敵もしぶとく、その一線はなかなか越えないのである。
それにしても70年代というのは音楽面、特にジャズ、R&B、ロックでは信じられない時代だ。クラシックも然り。この時代に20歳前後だったらどうなっていたか・・・。
中学一年時にクラシックに遭遇してからというもの、大学に入るまではそれしか聴いていなかった。好きな聴き方:真っ暗にした部屋に一人ぽつんと座り、ヘッドホンでガンガンに聴く。ある日感極まった私はヘッドホンの奥から妙な声が聞こえた。女の声のようで、私を呼ぶような、助けを求めるような感じだった。聞き間違いではない、私は確信した。母は妙な聴き方をするからだと私を叱った。この他にもあちら側との接触事件はあり、私は一時期霊感の強い娘として扱われた。今思えばシャーマニックな聴き方であり、接触してしまったのもそう不思議ではない。
大学からは友人たちの影響でクラシック以外も聴き出すが、基本はやはりクラシックだった。高校の時よりはワーグナーの話ができる人が周りに多くなったが、クラシックを理念的に聴いている人がいると知ったのは新鮮だった。クラシックには、モーツァルトのように音楽としてそのまま楽しめるものと、マーラーやブルックナーのように否応なく思考の世界へ連れて行かれる音楽があると思う。後者は危ない。戻ってくるのがたまに困難となり、生活にも支障をきたす。行きつ戻りつしているうちに大学を卒業、働き始めて現在に至る。また行きつ戻りつ時代が到来したかもしれない。怖しさと悦び、と。
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